スマホと電気のセット割は得か?
電力の小売りが自由化されて、東電や関電などの大手電力会社以外にたくさんの新電力会社を選べるようになりました。最近では通信会社が新電力会社を設立して、スマホ代と電気代のセット割引を始めています。私は、auのサブブランドであるUQモバイルで契約していますが、先日UQモバイルよりauでんきのセールスの電話がありました。auでんきを契約することでお得になる額と、他の新電力会社と契約することでお得になる額を比べて、どっちにするか決めたいと思います。新電力会社はたくさんありますが、価格コムで調べて料金が安かった「シン・エナジー」と比べてみます。
UQモバイル×auでんきのセット割の内容
電気代は大手電力会社と変わらず、家族全員のスマホ代が割引になります。一番リーズナブルな3GB/月の料金が1,628円から990円に下がります(▲638円)。さらに、電気代の支払いに対して最大5%(月8,000円以上の支払い)のPontaポイントが付与されます。電気料金は安くならないですが、スマホの割引分とポイントの付与分が実質的に電気料金の値引きと言えます。
セット割でお得になる額
家族4人で、子どもが未だ小さいので日中も在宅することが多く、電気はけっこう使います。スマホは私と妻で2台を契約しています。
電気の契約は関西電力「従量電灯A」。電気使用量は年間で約4,400kwh、電気代は年間で約12万円です。毎月8,000円以上になりますので、pontaポイントは5%付与。
【お得になる金額】
スマホ代割引額 15,312円(638円×12か月×2台)
ポイント付与額 6,000円
合計 約21,300円
シン・エナジーでお得になる額
詳しい料金体系はホームページで見てください。
今回は消費電力が多めの人にオススメの「プランB」で試算しました。
【お得になる金額】
計算過程は割愛しますが、先述の前提条件ですと年間約96,000円です。
したがって、お得になる額は約24,000円です。
結論
シンエナジーの「プランB」の方が、auでんきを契約してスマホ代を割り引いてもらったり、ポイントをもらったりするよりも2,700円お得でした!
通信会社は場合によっては今後変える可能性もあるので、新電力で安いところを見つけて切替える方がベターだと思います。ポイントも使い忘れがあるかもしれません。
通信会社のセット割は一見魅力ですが、他の新電力会社の料金体系で今の電気代がいくら安くなるかチェックすることをお忘れなく!